小学3・4年生におすすめの本

自分で読書がどんどん進められるようになる小学3・4年生にぴったりの本を集めました。
冒険、友情、感動など、ストーリー性のある作品が楽しめる時期。読書感想文にも使いやすい本も紹介しています!

🎒 読書のヒント

この時期は、少し長めのお話や、やや難しい言葉が出てくる本にもチャレンジする良いタイミングです。

お子さまが物語の世界に入り込みやすいように、「もし自分が主人公だったらどうするか」と考える機会をつくってあげると、読書がより楽しくなります。

また、シリーズものやお気に入りの作家を見つけることで、本選びのハードルが下がり、自然と読書習慣が身につきやすくなります。

📖 かいけつゾロリの大かいぞく

:原ゆたか
出版社:ポプラ社

人気シリーズ「かいけつゾロリ」の中でも特に人気の一冊です。

ゾロリと仲間たちは、伝説の大かいぞくが残した宝を探して海の大冒険に出発します。
冒険の途中で出会うさまざまな困難や謎を、ゾロリのユーモアと知恵で乗り越えていくワクワクする物語です。
小学校中学年の子どもたちにぴったりで、読んでいるうちに自然と笑顔になれる人気シリーズの一冊です。

📖 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

:廣嶋玲子
出版社:偕成社

どこからともなく現れるふしぎな駄菓子屋「銭天堂」。
お店で買ったお菓子は、買った人の願いを叶える代わりに、ちょっとした試練をもたらします。
1話ごとに完結する短編集なので読みやすく、想像力を刺激する物語は読書感想文にもぴったりです。

📖 グレッグのダメ日記

:ジェフ・キニー
:中井 はるの
出版社:ポプラ社

ちょっとズルくて面白い中学生・グレッグが、毎日の失敗や事件をゆる〜いイラストと一緒につづる日記風ストーリー。
学校や家でのリアルなドタバタが笑いを誘い、「ぼくもこんなことある!」と共感できるシーンが満載です。
活字が苦手な子にも読みやすく、楽しく読書の習慣が身につく一冊です。

📖 大どろぼうホッツェンプロッツ

:オトフリート・プロイスラー
:中村 浩三
出版社:偕成社

おばあさんの大切なコーヒーひきを盗んだのは、悪名高き大どろぼうホッツェンプロッツ!
カスパールとゼッペルは力を合わせてドロボウを追いかけ、ユーモアたっぷりの大騒動が巻き起こります。
テンポよく読めて、ドキドキと笑いがいっぱいのドイツ発の名作児童文学です。

📖 かあちゃん取扱説明書

:いとうみく
出版社:童心社

「かあちゃんって、どうしてこんなに怒るの!?」――主人公の哲哉が“かあちゃん”をよく知ろうと、自分なりの「取扱説明書」を作りはじめます。
ユーモアの中に家族の愛情や葛藤がリアルに描かれていて、思わず笑ってうなずける物語です。
親子の気持ちに寄りそった一冊で、読書感想文にもおすすめです。

📖 くちぶえ番長

:重松清
出版社:新潮社

小学4年生のツヨシのクラスに、転校生のマコトがやってくる。
一輪車に乗り、口笛が得意な彼女は「この学校の番長になる!」と宣言。
強くて優しいマコトは、クラスメートを助け、いじめにも立ち向かう。
最初は内気だったツヨシも、マコトとの出会いで勇気を学び、成長していく。

📖 長くつ下のピッピ

:アストリッド・リンドグレーン
:菱木 晃子
出版社:岩波書店

力持ちで、お金もちで、自由気ままな女の子・ピッピが巻き起こす、ユニークでにぎやかな毎日。
大人の決まりごとにしばられず、自分の力で世界を楽しむ姿に、子どもたちはワクワクが止まりません。
世界中で愛されてきたロングセラーで、想像力を育てる読書にもぴったりの一冊です。

📖 星の王子さま

:サン=テグジュペリ
出版社:岩波書店(ほか各社より多数刊行)

砂漠に不時着した飛行士が出会ったのは、小さな星からやってきたふしぎな王子さま。
王子さまとの会話を通じて、「本当にたいせつなことは、目に見えないんだ」という深いメッセージが心に響きます。
やさしい言葉で書かれていながら、読むたびに新しい気づきがある、子どもにも大人にも愛される名作です。

📖 ふしぎな木の実の料理法

:岡田淳
出版社:理論社

森の中で見つけたふしぎな木の実をめぐって、主人公と友人たちが不思議な料理に挑戦するファンタジー短編集です。
1話ごとに完結する物語には、ちょっぴり不気味でユーモラスな味わいがあり、読むたびにワクワクが広がります。
想像力をくすぐる独特の世界観は、小学生の読書にもぴったりの一冊です。

📖 車のいろは空のいろ

:あまん きみこ
出版社:ポプラ社

小さな子どもたちの身近な風景を、美しい言葉と絵でつづった詩集のような絵本です。
車や空、季節の移り変わりがやさしく描かれ、感性を豊かに育ててくれます。
読むたびに新しい発見があり、親子で一緒に楽しめる一冊です。
こちらはシリーズ絵本全4巻あります。

まとめ

小学3・4年生になると、読む本の種類や長さもぐっと増えます。
でも、「どんな本を選べばいいか迷う」「途中で難しく感じてしまう」ということもよくあります。
そんなときは無理をせず、少しずつ興味のあるジャンルやシリーズに挑戦してみましょう。
おうちの方と一緒に読んだり話したりすると、新しい発見があってもっと読書が楽しくなります。
ぜひ、自分だけのお気に入りの本を見つけて、読書の時間を楽しんでくださいね。

▶ 読書感想文の書き方ガイドはこちら

他の学年を見る

ジャンル別に見る

※本ページにはアフィリエイトリンク(Amazonアソシエイトを含む)が含まれています。
リンクから購入されると、当サイトに紹介料が入ることがあります。

タイトルとURLをコピーしました