冒険やファンタジーの世界には、ワクワクする物語や心を動かす出会いがたくさんあります。
夏休みの読書感想文には、そうした物語の中から心に残る一冊を選んでみるのもおすすめです。
ここでは、小学生から中学生まで楽しめる冒険・ファンタジーのおすすめ本を学年別に10冊紹介します。
🧙♂️小学1・2年生におすすめの本
1. もりのへなそうる
作:わたなべ しげお
出版社:福音館書店
【あらすじ】森で不思議な恐竜「へなそうる」と出会った少年が、秘密の冒険を始めます。
【感想文ポイント】へなそうると友だちになったらどうするか、自分の気持ちで書いてみよう。
2. おしいれのぼうけん
作:ふるたたるひ・たばたせいいち
出版社:童心社
【あらすじ】おしいれに閉じ込められた子どもたちが、ねずみばあさんと出会い、夢のような冒険に出かける話。
【感想文ポイント】ちょっぴり怖くてドキドキした気持ちを思い出して書いてみよう。
🧙♂️小学3・4年生におすすめの本
3. ニルスのふしぎな旅
作:ラーゲルレーヴ
訳:香川 鉄蔵 香川 節
出版社:偕成社
【あらすじ】
いたずら好きな少年ニルスが、妖精に小さくされてしまい、ガチョウのモルテンと一緒にスウェーデンを旅する物語。動物たちとのふれあいを通じて、成長していく姿が感動的。
【感想文ポイント】
ニルスが旅の中でどう変わっていったか、自分の体験や成長と重ねて考えてみよう。
4. ミラクル・ファミリー
作:柏葉 幸子
出版社:講談社
【あらすじ】平凡な日常に突然やってきた不思議なできごと。家族の絆が試されるファンタジー。
【感想文ポイント】自分の家族と重ねて考えたことを書いてみよう。
5. ふしぎな木の実の料理法
作:岡田淳
出版社:理論社
【あらすじ】
魔法使いの村で語り継がれる、ふしぎでちょっと心温まる短いお話が10編入ったファンタジー短編集。食べ物や動物、魔法、知恵がテーマの話も多く、どれも感想文向き。
【感想文ポイント】
心に残った話をひとつ選び、「なぜ印象に残ったか」「どんなことを考えたか」を書くと、自分らしい感想文になります。
🧙♂️小学5・6年生におすすめの本
6. 星モグラ サンジの伝説
作:岡田 淳
出版社:理論社
【あらすじ】地底に生きるモグラ・サンジが空をめざして旅をする、命と希望の物語。
【感想文ポイント】サンジの夢や少女との交流に注目して、自分の「夢」と重ねてみよう。
7. ハリー・ポッターと賢者の石
作:J.K.ローリング
訳:松岡 佑子
絵:佐竹 美保
出版社:静山社
【あらすじ】魔法学校ホグワーツでの冒険と仲間との絆を描いた大人気シリーズの1作目。
【感想文ポイント】友情、勇気、正義について印象に残った場面を書いてみよう。
8. 西の魔女が死んだ
作:梨木香歩
出版社:新潮社
【あらすじ】祖母との静かな田舎暮らしを通して、少女が自立していく物語。魔女=強くやさしい存在として描かれる。
【感想文ポイント】成長や自立、家族とのつながりについて書くと深みが出ます。
🧙♂️中学生におすすめの本
9. 西の善き魔女
作:荻原規子
出版社:KADOKAWA
【あらすじ】
祖父に育てられた少女フィリエルが自分が王家の血を引くことを知り、宮廷の陰謀や権力争いの中で、自分の信念を貫き成長していく壮大な冒険物語。
【感想文ポイント】
フィリエルの強さや勇気、信念を持つことの大切さについて考えてみよう。
10. 風の又三郎
作:宮沢賢治
出版社:新潮社
【あらすじ】風とともにやってきた謎の転校生・又三郎。彼との出会いが少年たちの心を大きく動かします。
【感想文ポイント】不思議な存在をどう受け止めたか、自分の心で感じたことを書いてみよう。
【読書感想文のコツ】
冒険やファンタジーの本では、「成長」「勇気」「想像力」がテーマになっていることが多いです。
感想文では、主人公の行動や選択、自分ならどうするか、自分の体験と重ねて書いてみましょう。
また、印象に残った場面やセリフを引用して考えを書くと、説得力がアップします。
【まとめ】
ファンタジーや冒険の世界は、読書の楽しさを感じさせてくれるジャンルです。
想像力をふくらませながら、自分自身の思いや考えも表現してみましょう。
気になる本があれば、ぜひ手に取って読書感想文にチャレンジしてみてください!
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