はじめに
夏休みの読書感想文で、どの本を選べばよいか迷ったら、
映画化・ドラマ化された本から選ぶのもおすすめです。
すでに映像で物語に触れたことがある作品は、
登場人物の気持ちや場面を思い出しやすく、
読書感想文でも自分の考えをまとめやすくなります。
ここでは、小学生・中学生向けの作品を中心に、
さらに発展編として高校生にもおすすめの
映画・ドラマ化された本を紹介します。
※本の紹介には、映画化・ドラマ化・アニメ化の情報もあわせて掲載しています。
🎥小学生・中学生におすすめの本
1. かがみの孤城
作:辻村深月
出版社:ポプラ社
※この作品はアニメ映画化されています。
学校に居場所を見つけられない子どもたちの心の成長を描いた物語。
不安や孤独に寄り添う内容で、多くの読者の共感を集めています。
【あらすじ】
学校に行けなくなった中学生のこころは、鏡の向こうにある不思議な城へ導かれます。
そこには同じような悩みを抱えた子どもたちが集められていました。
【感想文ポイント】
「居場所とは何か」「人とつながることの大切さ」をテーマにすると書きやすい作品です。
2. ルドルフとイッパイアッテナ
作:斉藤洋
出版社:講談社
※この作品はアニメ映画化されています。
迷子になったねこのルドルフが、町ねこのイッパイアッテナと出会い、
生きる力や学ぶことの大切さを身につけていく物語です。
【あらすじ】
トラックに乗ってしまい、知らない町に来てしまったルドルフは、
強くてかしこいねこ・イッパイアッテナと出会い、さまざまなことを学んで成長していきます。
【感想文ポイント】
「成長することの大切さ」「友だちと助け合うこと」をテーマにすると書きやすい作品です。
3. 君の膵臓をたべたい
作:住野よる
出版社:双葉社
※この作品は映画・ドラマ化されています。
病気を抱えたクラスメイトとの出会いを通して、
命の大切さや人とのつながりを描いた物語です。
【あらすじ】
偶然出会ったクラスメイトの秘密をきっかけに、
主人公は彼女と特別な時間を過ごすようになります。
【感想文ポイント】
「命の大切さ」「人との出会いが心を変えること」をテーマにすると書きやすい作品です。
4.時をかける少女
作:筒井康隆
出版社:KADOKAWA
※この作品は映画・アニメ化されています。
時間を戻せる力を持った少女が、選択と後悔に向き合いながら成長していく物語です。
何気ない行動が未来を変えてしまうことを教えてくれます。
【あらすじ】
突然、時間を戻す力を手に入れた少女は、その力を使いながら日常を過ごします。
しかし、思い通りにいかない経験を通して、大切なことに気づいていきます。
【感想文ポイント】
「選択の重さ」「後悔と向き合うこと」をテーマにすると書きやすい作品です。
5.いま、会いにゆきます
作:市川拓司
出版社:小学館
※この作品は映画・ドラマ化されています。
家族の愛と絆を描いた、やさしく心に残る物語です。
失ってから気づく想いの深さが丁寧に描かれています。
【あらすじ】
亡くなったはずの母が、ある条件のもとで家族の前に戻ってきます。
限られた時間の中で、家族は大切な時間を過ごしていきます。
【感想文ポイント】
「家族の大切さ」「思いやりとは何か」をテーマにすると書きやすい作品です。
6.ツナグ
作:辻村深月
出版社:新潮社
※この作品は映画化されています。
亡くなった人と一度だけ会えるという不思議な設定を通して、人の想いや後悔を描いた物語です。
生きている今をどう大切にするかを考えさせられます。
【あらすじ】
使者「ツナグ」を通して、亡くなった人と再会したいと願う人々の想いが描かれます。
再会の先にあるのは、必ずしも後悔の解消だけではありません。
【感想文ポイント】
「後悔と向き合うこと」「想いを伝える大切さ」をテーマにすると書きやすい作品です。
7.ビリギャル
作:坪田信貴
出版社:KADOKAWA
※この作品は映画化されています。
勉強が苦手だった少女が、周囲の支えを受けながら成長していく実話です。
努力することの意味を前向きに考えられます。
【あらすじ】
成績が低迷していた少女が、ひとりの先生との出会いをきっかけに目標を見つけます。
周囲の支えの中で、少しずつ自信をつけていきます。
【感想文ポイント】
「努力することの大切さ」「あきらめない心」をテーマにすると書きやすい作品です。
8.ぼくらの七日間戦争
作:宗田理
出版社:角川書店
※この作品は映画・アニメ化されています。
大人に反発しながらも、自分たちの考えで行動しようとする子どもたちの姿を描いた物語です。
仲間と力を合わせることや、自分の意見を持つ大切さが伝わってきます。
【あらすじ】
中学生たちは、理不尽な校則や大人の押しつけから逃れるため、廃工場に立てこもります。
そこでの生活を通して、仲間との絆や本当の自由について考えていきます。
【感想文ポイント】
「自由とは何か」「仲間と協力することの大切さ」をテーマにすると、
学校生活や自分の気持ちと重ねて感想文を書きやすい作品です。
9.君たちはどう生きるか
作:吉野源三郎
出版社:ポプラ社/マガジンハウス(漫画版もあり)
※この作品は映画化されています。
人としてどう生きるべきかを問いかける、長く読み継がれてきた名作です。
自分の考えを深めたい人に向いています。
【あらすじ】
主人公コペル君は、日常の出来事を通して「生き方」について考えていきます。
叔父さんの言葉が、考えを深める手助けをします。
【感想文ポイント】
「生き方とは何か」「自分の価値観」をテーマにすると書きやすい作品です。
10.きみの友だち
作:重松清
出版社:新潮社
※この作品は映画化されています。
友だちとの関係に悩む子どもたちの気持ちを、やさしく丁寧に描いた物語です。
誰かを思う気持ちや、すれ違う心の様子に共感しながら読むことができます。
【あらすじ】
小学生から中学生までの子どもたちが、友だちとの出会いや別れを通して成長していきます。
それぞれの物語がつながりながら、「友だちとは何か」を問いかけてきます。
【感想文ポイント】
「友だちとはどんな存在か」「相手の気持ちを考えることの大切さ」をテーマにすると書きやすい作品です。
🎥【発展編】高校生におすすめの本
1.世界から猫が消えたなら
作:川村元気
出版社:小学館
※この作品は映画化されています。
失うことを通して、本当に大切なものに気づいていく物語です。
身近な存在のありがたさを静かに考えさせられます。
【あらすじ】
余命わずかな主人公は、ある条件と引き換えに命を延ばす選択を迫られます。
その中で、これまで当たり前だと思っていた存在の大切さに気づいていきます。
【感想文ポイント】
「本当に大切なものとは何か」「身近な人への感謝」をテーマにすると書きやすい作品です。
2.アルジャーノンに花束を
作:ダニエル・キイス
出版社:早川書房
※この作品は映画・ドラマ化されています。
知性が高まることで見えてくる孤独や人間関係を描いた物語です。
幸せとは何かを深く考えさせられます。
【あらすじ】
知能を向上させる手術を受けたチャーリイは、急速に知性を伸ばしていきます。
しかし、賢くなるほどに人との距離や孤独を感じるようになります。
【感想文ポイント】
「知性とは何か」「幸せとは何か」をテーマにすると書きやすい作品です。
3.夜のピクニック
作:恩田陸
出版社:新潮社
※この作品は映画化されています。
一晩の歩行祭を通して、高校生たちの心の変化を描いた物語です。
静かな時間の中で、友情や成長が描かれます。
【あらすじ】
高校生活最後の行事として、夜通し歩く歩行祭に参加する生徒たち。
歩きながら、それぞれが心の中と向き合っていきます。
【感想文ポイント】
「友情の形」「成長する瞬間」をテーマにすると書きやすい作品です。
4.告白
作:湊かなえ
出版社:双葉社
※この作品は映画化されています。
人の心の闇や選択の重さを描いた、強い印象を残す物語です。
善悪について深く考えさせられます。
【あらすじ】
ある事件をきっかけに、登場人物たちの過去や本心が明らかになっていきます。
語り手が変わることで、見え方も大きく変わります。
【感想文ポイント】
「善悪とは何か」「選択の責任」をテーマにすると書きやすい作品です。
5.舟を編む
作:三浦しをん
出版社:光文社
※この作品は映画・ドラマ化されています。
言葉を大切にする人々の仕事と想いを描いた物語です。
一つのことに向き合う姿勢が心に残ります。
【あらすじ】
辞書づくりに情熱を注ぐ人々が、言葉の意味と真剣に向き合います。
時間をかけて積み重ねる仕事の尊さが描かれます。
【感想文ポイント】
「言葉の力」「仕事に向き合う姿勢」をテーマにすると書きやすい作品です。
【読書感想文のコツ】
映画やドラマ化された本は、物語の場面や登場人物の気持ちを思い出しやすく、
読書感想文に取り組みやすい作品が多いのが特徴です。
感想文を書くときは、原作を読んで感じたことと、
映画やドラマで見た印象を比べながら考えてみると、
自分なりの視点を見つけやすくなります。
また、物語の中で 登場人物の考え方や人との関係がどのように変わっていくか に注目すると、
気持ちの変化をとらえた、内容の深い感想文に仕上げることができます。
【まとめ】
映画やドラマ化された本は、物語の世界に入りやすく、
読書感想文に取り組むきっかけとしてとてもおすすめです。
映像で見た場面を思い出しながら原作を読むことで、
登場人物の気持ちや物語のテーマを、より深く理解することができます。
また、映像と本の違いに気づくことで、自分なりの考えを言葉にしやすくなります。
「どんな場面が心に残ったか」「なぜそう感じたのか」を意識しながら読むと、
感想文の内容も自然とふくらんでいくでしょう。
ぜひ、気になる1冊を手に取って、
映画やドラマとはひと味違う、本ならではの魅力を感じてみてください。
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