読書感想文の書き方ガイド【小学生・中学生向け】

夏休みといえば、やっぱり「読書感想文」。
でも、「どうやって書けばいいの?」「何をどう書いたらいいのか分からない…」と悩む子も多いはず。

このページでは、小学生向け・中学生向けに分けて、それぞれに合った読書感想文の書き方をわかりやすく紹介しています。

  • 「本は読んだけど、感想がうまく書けない…」
  • 「読書感想文が苦手で、手が止まってしまう…」
    そんな人でも大丈夫!

自分の気持ちや考えを、自分らしく書くコツをステップごとに解説していきます。
さあ、自分だけの読書感想文をつくってみましょう!

具体的な書き出し例やNG例、改善点を詳しく見たい方はこちらで解説しています。

📘 小学生向け|読書感想文のかきかたガイド

夏休みのしゅくだいといえば、「読書感想文(どくしょかんそうぶん)」!
でも、「なにを書いたらいいの?」「うまく書けるか心配…」と思う人も多いはず。

じつは、むずかしく考えなくて大丈夫!
大切なのは、**「本を読んでどう思ったか」**を、じぶんのことばで書くことなんだよ。

このガイドでは、はじめての人でも安心して読書感想文が書けるように、
わかりやすく・やさしく・たのしく、書き方のステップをしょうかいします。
いっしょに、じぶんだけのすてきな感想文をつくってみよう!

① 本をえらぼう!

「たのしそう!」「よんでみたい!」と思った本を選ぼう。
じぶんのすきなジャンル(どうぶつ、ぼうけん、なぞとき など)からさがすと、よみやすいよ。

② よみながらメモ!

よんでいて「ここがおもしろかった!」「びっくりした!」「なんで?」と思ったところをメモしておこう。あとでかんそう文に使えるよ!

③ かんそう文のステップ

ステップ①:おはなしのあらすじ
→ どんなおはなしだった?だいたいの流れを3〜5行くらいに。

ステップ②:こころにのこったところ
→ どのばめんがいちばんすごいと思った?なんでそう思ったの?

ステップ③:じぶんとくらべてみよう
→ 「ぼくもこんなけいけんがある!」「わたしもおなじ気もちになったことがある!」というじぶんのことを書いてみよう。

ステップ④:まとめのきもち
→ この本をよんでどう思った?読んでよかったことをまとめよう。

④ よいれい・だめなれい

だめなれい:「おもしろかったです。すごかったです。」
→ どこが?どうして?が書いてないよ。

よいれい:「主人こうがあきらめずにゴールをめざしたところがかっこよかったです。わたしもマラソンたいかいでつかれたけど、さいごまでがんばりたいと思いました。」

⑤ コツは「じぶんの気もち」!

うまくかこうとしすぎなくていいよ。
だいじなのは、じぶんが「どう思ったか」を、じぶんのことばで書くこと!

📗 中学生向け|読書感想文の書き方ガイド

読書感想文って、正直どう書けばいいのかわからない…」
「本は読めたけど、感想がうまくまとまらない…」
そう思ったことはありませんか?

でも実は、読書感想文に“正解”はありません。
大事なのは、読んだ本から何を感じ、何を考えたかを、自分の言葉で伝えることです。

このガイドでは、読書感想文を書くための基本の流れや、
内容を深めるコツ、読み手に伝わる表現のポイントなどを、わかりやすく紹介します。
「面白かった」で終わらせない、自分らしい感想文を一緒に目指しましょう!

① 本選びが第一歩

読みやすいだけでなく、「考えさせられる」「気になるテーマ」「共感できそう」など、
自分に何かを感じさせてくれそうな本を選ぼう。

② 読みながら「気づき」を記録

ただ読むだけでなく、気になったセリフや行動、自分の心が動いたところをメモしよう。
あとでその気づきをもとに、深い感想が書けるようになる。

③ 感想文の構成(基本の4ステップ)

① あらすじ(簡潔に)
→ 内容のネタバレは最小限で。3〜4行で物語の全体像をまとめる。

② 印象に残った部分と理由
→ 特に心に残った場面、セリフ、登場人物の行動など。なぜ印象に残ったのかを、自分の感情とあわせて書こう。

③ 自分とのつながり・考えたこと
→ 本のテーマや登場人物の考え方を通じて、「自分だったらどうする?」「これは今の社会にどう関係してる?」など、自分なりの考察を加えると深みが出る。

④ 読後のまとめ・学び
→ 最後に、本を読んだことで得た気づきや、これからにどう活かしたいかなど、自分の変化や思いを言葉にしよう。

④ 悪い例・良い例

悪い例:「おもしろかったです。すごいと思いました。」
→ 内容が浅く、読み手に伝わらない。

良い例:「主人公が理不尽な環境でも信念を貫いた姿に、強さを感じました。
自分も部活動で意見がぶつかることがありますが、相手を理解しながら自分の考えを持つ大切さを考えさせられました。」

⑤ 書き方のポイント

  • 感情だけでなく、**「なぜそう思ったか」**を説明しよう。
  • 〇〇だと思った。なぜなら〜」の形で書くと論理的に。
  • 書く前に「話すように言ってみる」→それをもとに書くのがおすすめ!

✏️ まとめ|読書感想文は「自分だけの気づき」を言葉にすること

読書感想文には正解がありません。
本を読んで「どう思ったか」「何に気づいたか」を、自分の言葉で伝えることが一番大切です。

小学生でも中学生でも、うまく書こうとしすぎなくて大丈夫。
大切なのは、自分の感じたことを素直に書くことです。

このページを参考に、
あなたらしい読書感想文に、ぜひチャレンジしてみてください!

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